単語

最初の1000語:どの単語から覚えるべきか、なぜそれだけで多くをカバーできるのか

どの言語でも、ごく頻度の高い少数の単語が仕事の大半をこなしています。カバー率の仕組み、数字の出どころ、そして最初の1000語の選び方。

言語は、初心者に有利な形で不公平にできています。単語の頻度は急な曲線を描きます。数百語は絶えず現れ、数千語は定期的に現れ、残りの数万語はめったに現れません。頻度の高いものから先に覚えれば、大きな語彙を持つはるか前に、聞いたことの驚くほど多くがわかるようになります。

「カバー率」とは何か

カバー率とは、テキストや会話に出てくる単語のうち、あなたが知っているものの割合です。多くの言語のコーパス研究が語る話は一貫しています。頻度上位1,000の語族(ワードファミリー)は日常会話のおよそ4分の3、一般的な書き言葉の約80%をカバーする。正確な数字は言語とジャンルで変わります。次の1,000語で数ポイント上乗せ。それ以降は、1,000語ごとの上乗せがどんどん小さくなります。

これらの推定の基礎となる研究を行った Paul Nation は、曲線のもう一方の端も示しています。小説や新聞を98%のカバー率で楽に読むには、8,000〜9,000語族ほどが必要だと。つまり最初の1,000語は「流暢さ」ではありません。「雑音が聞こえる」状態と「穴あきの文が聞こえる」状態の差です。

なぜ最初の1,000語が、他のどの1,000語より重要なのか

  • すべてのテキストがその上に建っている。 冠詞、代名詞、前置詞、助動詞、もっともよく使う名詞と動詞。これから出会うすべての文の骨組みです。
  • 推測の扉を開く。 単語の80%がわかれば、知らない単語の周りの文脈からたいてい推測できます。50%では無理です。
  • 再会のコストが安い。 頻出語は定義上くり返し現れるので、「見た」を「知っている」に変えるための反復露出が、追加の努力なしに手に入ります。

どんな単語が入っているか

自分の言語の頻度リストは簡単に見つかりますが、1,000語すべてが初日に同じ価値を持つわけではありません。実用的な順番はこうです。

  1. 機能語。 代名詞、「と」「でも」「なぜなら」「〜に」「〜で」「〜と一緒に」にあたる語、疑問詞。地味で小さくて、どの文にもいます。
  2. 中核の動詞。 ある・いる、持つ、行く、欲しい、する、言う、知る、見る、あげる、取る、それに助動詞。ほとんどの言語で、数十の動詞が会話の大半を担います。
  3. 数、時間、場所。 曜日、月、時刻、「今日」「明日」「ここ」「そこ」「左」「右」。
  4. あなたの実生活の名詞。 食べ物、家、仕事、家族、交通、体。一般的なリストには「政府」や「発展」が入っていますが、あなたの生活にはまず「やかん」や「大家さん」が必要かもしれません。
  5. 社交の接着剤。 あいさつ、お礼、謝罪、「わかりません」「もう一度お願いします」「〜は何と言いますか」。

できるところは塊で覚えましょう。「〜はどこですか」は、「どこ」と「です」を別々に覚えるより役に立つ単位です。

避けるべきこと

よくある失敗は、頻度リストをリストとして覚えることです。訳語だけと一緒に暗記した412番目の単語は、たいてい抜け落ちます。単語には文の中で出会い、聞き、使うこと。それらが頻出であるのは「どこにでもある」からで、インプットを消費すればインプットが反復を供給してくれます。

もうひとつの失敗は、リストで止まること。1,000語は「穴あきの文」まで連れていってくれます。穴を埋めるのは大量に読み聞きすることで、次の数千語は主に「出会うこと」で学ばれます。

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